テレビで放映されたのを見ました。
スッキリ!サッパリ!でした。
私ってやっぱり日本人なんだなぁ・・・。ってラストに近づくにつれ強く思い、エンディングではちょっとウルウル。音やリズムが映画の中で心地よく響いていました。
座頭市見るのはたけしさんバージョンが初めてなので、ストーリーは全く知らず、あらすじも見なかったので、100%白紙の状態で見ました。
多分、ストーリー自体はとってもシンプルだと思うのです。むしろ、単純すぎるくらい?とちょっぴり思ったほど。そしてこんな展開なのっ?うわーと思った部分も無かったとは言い切れないのですが、それを大きく上回る流れだったのです。
他の監督さんだったら、私はここまで「あー面白かった〜」と思わなかったかもしれません。
小説は余韻を楽しむ系が結構好きですが、映画はスパッ!というラストが好みです。そういうストーリーだと、見終わった後にとても気持ちよく現実の世界に戻って来ることができるので。
強い人が強く、正義が強い。(”正義”って人によって定義が違うかもしれませんが)
あぁ、でも今回「主人公が追い詰められて絶体絶命のピンチーーーー!」って無かったかも・・・。
それでもやっぱり最後には「面白かったぁ」と思えるのは、真ん中にまっすぐ通っている柱が太かったからだろうな。と感じました。
ちなみに、そういう映画だから当然ですが、日本刀でズッパリバッサリグッサリと、気持ちいいくらいに刺しまくりの切りまくりです。昔は血みどろ大好きだったのですが、最近ちょっと弱くなってきてしまったので、内心ドギドギしながら凝視(目は反らさない(^^:))してました。でも最後には慣れてしまって気持ちよかったです。